どうもウエイトローラーが?・・・シグナス整備 その1
2012年 05月 01日
本当に初心に戻らないといけません!
寒くてバイクいじりもお休みしていましたが、
暖かくなってきたこともあり連休を利用してシグナスの整備を行いました。
1.発進の時に加速の引っかかりを感じる。
2.キックが使えない。
3.発進時にジャダーが出る。
4.突然止まる時がある。
今回は手慣らしに1,2について整備してみることにしました。
プーリーを外して見ると、カスがいっぱい付着しています。
たぶん、これがウエイトローラーの移動の抵抗になり、加速時の引っかかりになったのかなぁ~?
カスをパーツクリーナーで掃除して組み付け、これで変な引っかかりは無くなりました。
次にキックの部分を見ると・・・リターンスプリングが落ち込んでいて機能していません。
力を入れてもう一度キック! 今度は降りたもののキックが戻りません。
またスプリングをかんだようです。
これを数回繰り返すことに・・・。
う~ん、やっぱりどこかの部品が壊れているのか?
これ以上同じことを繰り返しても仕方がないので、ヤマハのHPでキック部分の構造を確認しました。
あれっ、ワッシャの位置が違う・・・
すぐさま戻って、ワッシャを入れ替えました。
すると、キックをしてもスプリングが外れることは無くなりました。
しかし、キックでエンジンはかかりません。
キックがムチャクチャ重いんです。
また、そこで思いっきりキックを下ろすとワンウエイクラッチがすべってしまうようです。
スプリングが外れたまま無理矢理キックしていたことがいけなかったのでしょうか?
それでも、何回かチャレンジするとエンジンが掛かりました。
「あっ、かかるじゃん!」
その後、いろいろとキックを試すとようやく要領がわかってきました。
どうもMyシグナスはキックにコツが必要なようです。
キックが重い原因は、たぶん”ぬあぁアップ”したからなのでしょう。
約20%のぬあぁアップですが、これが圧縮をあげてキックしづらくなったようです。
確かに、始動時にセルも重そうに回ります。
で、Myシグナスのキックですが、単気筒400ccエンジンのように上死点を捜してから踏み下ろすと良いようです。
これでバッテリー上がりの時も何とかなるようになりました。
ところが、加速も良くなり、キックも直ってごきげんなMyシグナスですが、
しかし試運転も終わり、買い物に出かけた時に恐ろしい事が起こったんです。
それは、”あと100mで到着!”というときだったんです・・・
★SZ-11