歴史が好きになります!・・・”井沢元彦の歴史本
2012年 11月 09日
今までのもやもやした歴史観がスッキリしてくる本です。
これまで教わってきた歴史が、いかにいい加減で本質に切り込んでいなかったがわかります。
「なぜ、日本は韓国と違って中国の冊封を受けなかった(属国にならなかった)のか?」
「なぜ、聖徳太子は”聖徳”なのか?」
などなど、いままで漠然と受け入れてきたことに奥深い意味があったことを教えてくれます。
執筆者の井沢元彦は歴史学者ではありません。
そのため
「どこかの偉い先生が言ったから・・・」、「あの本にはこう書いてあるから・・」
といった既成概念にとらわれずに考察しています。
いままでの権威主義に陥っている歴史観を見事に気持ちいいくらいにぶっ飛ばしてくれますよ!
TORIは井沢本で目からウロコが落ちたような気分になりました。
確かに井沢元彦の主張の全部が正しいとはいいません。
しかし、
「アノ(歴史)事件の背景はこうだったから、これにつながって、ああいう風になるんだ」
と、とても納得出来ます。
歴史が苦手なかたは。このシリーズから読み始めると良いでしょう。
その後、『逆説の日本史』、その他に進んでみてはいかがでしょうか!
歴史が好きになること間違いなしです!
とにかく、絶対お薦めの一冊です。
★DMC-L1+ED14-54mm